2012年9月30日日曜日

電子書籍の妥当な価格

先日(9/24)、私が著させていただいた書籍の1つが電子書籍として販売開始となりました。

いちばんやさしいデータベースの本」(技評SE選書 シリーズ)

(この書籍の紙版は、2010年8月より発刊されています)

電子版の価格は、紙版と変わらず1,680円(税別)です。
ただし、電子版の場合は価格が変動する可能性もあります。
(紙版はどの書店でも必ず同じ価格で販売されますが、電子版は販売サイトによって価格が違う場合があります)

ところで、同じ書籍なら紙版と電子版で同じ価格という考え方について、読者はどう感じているのでしょうか。

出版デジタル機構「パブリッジ」のスキームを考える

上記のサイトに掲載されている、ジャストシステムが3月7日に公表したアンケート調査結果によると、多くの読者が紙版よりも電子版の価格は安くあるべきだと考えているようです。
しかも、紙版の半額以下が妥当だと考える割合が、4割にも達しているようです。

実際、電子版は紙版と違い用紙代もかかりませんし、書店に並べてもらう必要もありません。在庫管理も不要です。
そのため、販売するために必要となるコストが紙版と比較して安くなるであろうことは容易に想像できますし、そのために電子版は紙版よりも安くあるべきだと考えてしまうのは当然かもしれません。

しかし、それだけで電子書籍の妥当な価格を判断するべきではありません。
これから、書籍の電子化はいよいよ本格化されることになるでしょう。
ヘビーな読書家は、旅行先へ大量の書籍をスーツケースに入れておく必要がなくなります。
今後は自分のお気に入りの電子ブックを1つ、ポケットのなかにいれておくだけです。
自宅の本棚にあふれかえるほどの書籍を抱え込むこともなくなります。
それでも電子版と紙版が同じ価格で販売されていたら電子版は損した気持ちになるからやはり紙版を購入する、といったことになるでしょうか。

書籍のコストから価格の妥当性を考えるより、その時々に応じてどちらを購入したほうが自分にとってよりよいかを考えることになりそうです。


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